まずは、がんゲノム医療とはをお読みいただき、検査を検討されている患者さんは下記をご覧ください。
その上で検査を希望される患者さんは、主治医にご相談ください。
検査可能かどうかの確認および検査検体の送付等が必要となるため、患者さんから直接の申し込みはできません。ご協力をお願いします。
がん遺伝子パネル検査:受診から報告まで
検査結果を受け取るまでには、2~3回の受診と検査の同意から1~2か月程度の時間を要します。

検査の目的・検査からわかること
遺伝子の変化の特徴から一人ひとりに適した治療法を探します。具体的には、遺伝子パネル検査で次のようなことがわかります。
遺伝子の変化に対応した治療薬がないか
がん細胞に生じた遺伝子の変化に対応した治療薬がみつかる可能性があります。条件を満たせば治験に参加できることもあります。
効果が得られにくい薬はないか
遺伝子の変化によっては特定の薬の効果が得られにくいことが知られており、そのような薬剤耐性の情報もわかります。
治療法がかならず見つかるわけではありません
検査を受けても遺伝子の変化が見つからないことがあります。また、遺伝子の変化が見つかったとしても、治療に役立つ新しい情報が得られないことがあります。がんの状態に見合った薬剤が投与できた方や臨床試験(治験)に参加できた方の割合は、全体の10% 前後とされています。
がんのなりやすさに関する遺伝の情報がわかる場合があります
検査によって、患者さんご本人やその血縁者の方が遺伝的に特定のがんになりやすいかどうかわかることがあります。
遺伝性の腫瘍について
がんの多くは加齢、生活習慣や環境要因によって遺伝子が傷つくことで発生します。こうした遺伝子の変化は次世代に遺伝することはありません。しかし、生まれつきの変異が原因で「がん」になりやすいことがあります。このような「がん」のことを「遺伝性腫瘍」と呼びます。がん遺伝子パネル検査では、血縁者のがんになりやすさに関わる遺伝子変異が見つかる場合が数%程度あります。
この情報は患者さんご自身の治療やご家族のがんの早期発見に役立つことがありますが、この情報を受け取るかどうかは、患者さんのご希望を尊重します。検査を受けるかどうかはご家族のかたともご相談ください。遺伝性腫瘍の可能性を知ることで、がんの予防や早期発見ができる場合もあります。疾患によって対応が異なりますので、詳しいご相談が必要な場合には担当医にご相談ください。
がん遺伝子パネル検査費用

- 同じ月に複数の医療機関を受診した場合、それぞれの病院で窓口負担が発生します。主の病院の医療費が限度額を超えていても、別の医療機関にかかると医療費は支払うこととなります。
- 同じ月に支払った医療費は合算され、その合算した額が自己負担限度額を超えた場合には数か月後に払い戻されます。
- 医療費の事を相談したい患者さんは、当院正面玄関ホールにある、【医療福祉支援センター】⑦番窓口へご相談ください。
- 受診に関わる費用や検査後の治療費は、検査費用には含まれておりません。